中央道を走ると談合坂SAを過ぎて直ぐに、右側に並んで2つの山が見えてくる。2つの山の間は、両山の標高の半分ほどの峠になっており、まるで二座が手をつないだように見える。一座は扇山、もう一座が百蔵山である。兄妹のようによく似た雰囲気がある。どっしりしてやや背の高い扇山が兄。100mほど標高が低く、やや痩せたように見えるほうが百蔵山である。両座とも大月市が選んだ「秀麗富嶽十二景」のうちの一座である。 去年12月に兄の扇山に登ったが、今回は妹の百蔵山に登ることにした。 両座を縦走する事も出来るが、間にある峠から400m近く登り返す必要があり、結構しんどい。「今度」と言うことにした。 <リンク> 秀麗富嶽12景公式ページ(大月市産業観光課) http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/data/15/04/index.html 真木温泉 http://www.magionsen.com/ |
グランド前駐車場より望む望む百蔵山 |
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行程
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7:15に家を出て、中央自動車道を西に向かう。大月ICで下りて、国道20号線を東京方面に戻り、宮下橋南詰の三又路を左に折れる。中央高速の下をくぐっていくと、大月総合グランドに着く。を |
グランド前駐車場からしばらく道標に従って舗装道を登る。途中、百蔵山への道標が2つに分かれるところがあるが、右を選ぶ。さらに行くと登山者用トイレがある。建物は新しく綺麗だが、掃除をしていないので、便器は汚い。脇には少しスペースがあり、ここにも数台の車が停められる。浄水場の間を抜けて、登山道入口に着く。ここで、舗装道と分かれて登山道に入る。 |
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新緑がまぶしい登山道が続く。この時期の登山は緑が綺麗で歩いていて気持ちが良い。新緑の中にツツジの赤が時折見える。道は徐々に勾配を増していき、最後の10分はロープが張ってあるような急登になる。急登が終わったところが扇山への分岐。道を左にとるとまっ平な道が続き5分で百蔵山頂に着く。 |
山頂は広く、南半分が開けている。この辺りの山はみな、富士の方角は開けており、この山も例外でない。 |
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生憎、天気はあまりよくなく、富士は灰色の空の先にうっすらとみえるだけ。しかし、全体の山の重なりなどはよくわかる。天気がよければ間違いなく好展望だろう。 |
帰りは山頂から西に向かう。10分ほどで、左に折れ山を下る。今日は行程が短く時間がたっぷりある。春の花を楽しみながら下山した。 帰りの温泉は真木温泉。駐車場から行き来た道を戻り、国道20号線を甲府方面に向かう。大月ICを過ぎて真木の交差点の次を右に折れて少し行ったところだ。綺麗な温泉で雁が腹摺り山、高川山の帰りにも利用したことがある。 |