タイトル  1003m  登山日:2007年5月13日

「扇山の妹」

中央道を走ると談合坂SAを過ぎて直ぐに、右側に並んで2つの山が見えてくる。2つの山の間は、両山の標高の半分ほどの峠になっており、まるで二座が手をつないだように見える。一座は扇山、もう一座が百蔵山である。兄妹のようによく似た雰囲気がある。どっしりしてやや背の高い扇山が兄。100mほど標高が低く、やや痩せたように見えるほうが百蔵山である。両座とも大月市が選んだ「秀麗富嶽十二景」のうちの一座である。
去年12月に兄の扇山に登ったが、今回は妹の百蔵山に登ることにした。
両座を縦走する事も出来るが、間にある峠から400m近く登り返す必要があり、結構しんどい。「今度」と言うことにした。

<リンク>
秀麗富嶽12景公式ページ(大月市産業観光課)
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/data/15/04/index.html

真木温泉
http://www.magionsen.com/
グランド前駐車場より望む百蔵山
グランド前駐車場より望む望む百蔵山
尾根道から下山道への分岐イカリソウ
チゴユリミツバウツギ
かすむ富士 山頂の様子
登山道のツツジ
キンラン
登山者用トイレ
グランド前駐車場からの百蔵山 グランド前駐車場
行程
グランド前駐車場 9:05
登山口 9:30
百蔵山山頂着 10:40
百蔵山山頂発 11:50
駐車場 12:55
グランド前駐車場 13:20

難易度 ★★
行程時間(含む休憩) 4時間15分
駐車スペース 総合グランド前に駐車場(100台)
林道終点に登山者用駐車場(5台)
トイレ 登山口前にあるが、整備されていず、汚い
登山口 わかり易い
帰りの温泉 真木温泉
お勧め度 ★★★

   グランド前の駐車場

7:15に家を出て、中央自動車道を西に向かう。大月ICで下りて、国道20号線を東京方面に戻り、宮下橋南詰の三又路を左に折れる。中央高速の下をくぐっていくと、大月総合グランドに着く。を

   登山者用トイレ

グランド前駐車場からしばらく道標に従って舗装道を登る。途中、百蔵山への道標が2つに分かれるところがあるが、右を選ぶ。さらに行くと登山者用トイレがある。建物は新しく綺麗だが、掃除をしていないので、便器は汚い。脇には少しスペースがあり、ここにも数台の車が停められる。浄水場の間を抜けて、登山道入口に着く。ここで、舗装道と分かれて登山道に入る。


   登山道のツツジ

新緑がまぶしい登山道が続く。この時期の登山は緑が綺麗で歩いていて気持ちが良い。新緑の中にツツジの赤が時折見える。道は徐々に勾配を増していき、最後の10分はロープが張ってあるような急登になる。急登が終わったところが扇山への分岐。道を左にとるとまっ平な道が続き5分で百蔵山頂に着く。

   山頂の様子


山頂は広く、南半分が開けている。この辺りの山はみな、富士の方角は開けており、この山も例外でない。

   かすむ富士

生憎、天気はあまりよくなく、富士は灰色の空の先にうっすらとみえるだけ。しかし、全体の山の重なりなどはよくわかる。天気がよければ間違いなく好展望だろう。


   尾根道から下山道への分岐

帰りは山頂から西に向かう。10分ほどで、左に折れ山を下る。今日は行程が短く時間がたっぷりある。春の花を楽しみながら下山した。
帰りの温泉は真木温泉。駐車場から行き来た道を戻り、国道20号線を甲府方面に向かう。大月ICを過ぎて真木の交差点の次を右に折れて少し行ったところだ。綺麗な温泉で雁が腹摺り山高川山の帰りにも利用したことがある。