タイトル
 高尾山(599m)、小仏城山(670m)、景信山(727m)、陣馬山(855m)、  登山日:2010年11月14日

「陣馬山。山上での日没。普通では味わえない景色を楽しめる。」

高尾-陣馬、陣馬-高尾、一体このコースを何べん歩いただろうか?このHomePageを立ち上げてからだけでも3回。子供の頃から考えれば7-8回歩いただろう。最近は陣馬→高尾で歩く事が多かったが、今回はノーマルな高尾→陣馬を歩くことにした。最後に陣馬-高尾では見られなかったプレゼントが待っていた。
F氏夫妻、Me氏夫妻、Ma氏となまけものハイカー夫婦の7人の山行きになった。
陣馬-高尾の過去のレポートはこちら
  2004年11月21日
  2008年11月23日
陣馬山山頂の馬のオブジェと富士(日没編)
陣馬山山頂の馬のオブジェと富士(日没編)

<所感>
山の景色が一番綺麗なのは、日の出と日没前後。山泊なら、どちらも普通に楽しめるが、日帰りだとちょっと難しい。高尾山と陣馬山は夕景を容易に楽しめる山だ。高尾山は人が多く、道が整備されているので、日没後も容易に下山可能。高尾山の夕景は2008年11月23日のレポートを参照してほしい。
陣馬山は20分で和田峠まで下りれば、後は車道の下りになる、残照のあるうちに車道に辿りつけば、苦にはならない。陣馬山は高原上の広々とした360度展望の山頂を持ち、ここで観る夕景は格別だった。いつも混んでいるこの山がガラガラになっているのも良い。ちょっとお勧めだ。
陣馬山山頂の馬のオブジェと富士(日没編)陣馬山頂の馬のオブジェ 残照に照らされて輝く紅葉 陣馬に向かう道
明王峠の茶屋
高尾山口から7km 城山山頂から見た高尾山 ケーブルカー滝本駅前
大鳥居の前
モミジ台 高尾山頂から見た富士
行程
高尾山口 8:40
高尾山頂 10:25
小仏城山着 11:50
小仏城山発 12:15
小仏峠 12:35
景信山着 13:15
景信山発 13:30
明王峠 14:45
陣馬山着 15:45
陣馬山発 16:30
陣馬高原下 17:37

難易度 ★★★(難しくはないが距離が長いので3つ★とした)
行程時間(含む休憩) 9時間
駐車スペース ...
トイレ 各要所にあり
登山口 わかり易い
帰りの温泉 なし
お勧め度 ★★★★

  ケーブルカー滝本駅前

8:30に高尾山口駅に集合。身支度を整え、いつもの道を山頂に向かう。思ったより混んでいない。高尾山だけを登るには少し早い集合が幸いしたか。とは言っても人が途切れるような事はない。

  大鳥居の前

一号研究路には今はやりの山ガールファッションが目立った。スカートか短パンにやや派手なタイツ。この時期だとちょっと寒そう。

  高尾山頂から見た富士

ゆっくり登って1時間45分で山頂。今日は生憎の天気だが、富士だけは薄っすらと見えている。ゆっくり座る場所もないので、先を急ぐ事にする。

  もみじ台

山頂から15分でもみじ台。ここで今日一回目の休憩。もみじ台というだけあって紅葉は綺麗だ。ただ良く観ると等間隔でモミジの木があり、作った紅葉であるのは見え見え。

  小仏城山山頂の様子

昼飯は小仏城山で。この縦走路では各山の山頂で売っているなめこ汁と持ってきたオニギリ。

  高尾山口から7km

小仏城山からの下りで、上の写真のような道標を見つける。結構歩いたと思ったが、まだわずか7km。ゴールはまだまだ。

  陣馬に向かう道

小仏城山から100m下って小仏峠。さらに150m登り返して景信山。このコース最大の難所だ。ここでなまけものハイカーカミサンが足を攣ってしまった。「ここを登れば後は楽だよ」となだめて、山頂に辿りつく。充分に足をマッサージして、山行きを続ける。

  明王峠の茶屋

景信山を過ぎるとほとんど人を見かけなくなった。正確には普通の山並の人手になってきた。
道は、平坦で歩き易いが、我が山行きの奥様連は次々と足の不調を訴え始めた。陣馬-高尾より高尾-陣馬の方が同じルートでもややきつい感じがする。

  残照に照らされて輝く紅葉

陣馬山に着いたのは15:45だった。晩秋の陽は西に傾く。その陽が真横から山を照らし、いつもの陣馬山頂が見たことのない山に変わっていた。
Ma氏が「何故、なまけものハイカーが山でグズグズしているかわかった」いつも要所でたっぷり休憩を入れる私だが、あまりに遅いので、時々こんなお土産ももらえる。

  陣馬山頂の馬のオブジェ

日没を過ぎた16:30に山頂を後にする。和田峠くらいからヘッドライトのお世話になる。下りの車道は完全な闇になった。周りには誰もいない。時折、後ろから車が追い越していく。
陣馬高原下からバスの乗り、高尾駅へ。駅前の蕎麦屋で反省会。普通のおつまみ、普通の蕎麦がえらく美味しかった。