タイトル 百名山 2077m 登山日:2011年6月29日

「...」

5年前、北海道の富良野盆地を訪れながら、天候不順のため、十勝岳の登山を諦めて、隣の富良野岳に登った。その富良野岳でも、深い霧と強風に悩まされた。
今回は、その時のリベンジを狙って、富良野盆地に入る。多少の悪天候は強行するつもりだった。
当日、幸い雨は降ってなかったが、強風と深い霧は5年前と全く変わらなかった。ここは、北海道の屋根、屋根の両側の気象条件に差があれば、即、強風と霧に包まれるのだろう。
霧の中、十勝岳山頂を目指す
霧の中、十勝岳山頂を目指す
行 程
望岳台登山口 6:55
十勝岳避難小屋 8:15
十勝岳山頂着 10:55
十勝岳山頂発 11:20
十勝岳避難小屋 13:25
望岳台登山口 14:45

難易度 ★★★
行程時間(含む休憩) 7時間50分
駐車スペース 望岳台登山口
トイレ 登山口のみ
登山口 わかりやすい
帰りの温泉 白金温泉、他
お勧め度 ★★
<所感>
登山口から、木もない。天気がよければ、間違いなく、景色を楽しむ登山が出来そう。一方、植生が単調で、天気が悪いと、花もあまり楽しめない。
できれば天気の時に登りたい。

   比羅夫登山口の駐車場


前日は、富良野プリンスに宿泊。望岳台の駐車場についたのは6:50。大きな駐車場で、その前に土産物屋がある。ただ毎日は営業してないようなので、ちょっと注意。

  イソツツジの群生

この山は登山口から木がない。活火山、まだ木が繁る環境ではないのかもしれない。足元はイソツツジばかりだ。

  九合目


道は、雲に突っ込んでいった。雲の中は深い霧。
美瑛岳との分岐を過ぎて15分ほどで十勝岳避難小屋が姿を現す。

  メアカンキンバイ

このあたりからイソツツジが消え、メアカンキンバイばかりになる。

  下り道、下界が見えてくる

尾根に取り付くと、強風になる。一つ間違えれば吹き飛ばされそう。雨は降っていないが、霧の露で服が濡れていく。途中で諦め引き返す人に出会う。
幸い、尾根が広く、万一吹き飛ばされても、大きな事故にはなりにくそう。上半身に雨具を着け、ポケットに非常食を押し込み、山頂を目指す。山頂は岩場。もちろん何も見えない。山頂の岩陰で、昼食を食べて、行き来た道を下りる。

   もうすぐ望岳台


高度が下がると雲から出て、下界が見えてくる。同時に風もおさまってきた。
望岳台についたのは15:00少し前だった。
望岳台の土産物屋が休みのため、登山バッジの入手に苦労する。白金温泉ではダメ。白銀荘にもなかった。あちこち探しての見つけたのは、5年前の富良野岳の登山口、凌雲閣だった。