1252m 登山日:2011年5月15日
「下りは大山でもマイナーなコース。でも、変化があり、丹沢のエッセンスを楽しめるコースだ。」
大山は丹沢山塊の南東端に位置する。関東平野からだと、どこから見ても一番端にあり、しかも均整が取れた綺麗な三角形をしているので、直ぐに見つけられる。関東を代表する山だ。 4月に大阪から東京に転勤してきた会社の同期のN氏の歓迎のためトレッキングを企画した。メンバーは同期ばかり、I氏夫妻、Me氏夫妻、F氏夫妻、単身赴任のN氏、そしてなまけものハイカー夫婦の総勢9名。もう一人の単身赴任、Ma氏は前日に腰を痛めて、リタイア。もうみんな若くはない同期の仲間である。大山はいろいろなコースをとれるが、登りは蓑毛-ヤビツ峠経由、下りは、不動尻-広沢寺温泉と比較的マイナーなコースを選んだ。
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山頂付近の鳥居の向こうに富士が見える |
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行程
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6:40に家を出て、秦野に8:20に集合場所の到着。バスに乗り蓑毛に着いたのは8:50だった。身支度を整え出発。 |
ヤビツ峠までは軽い登りが延々続く道。9人もいると会話が弾む。 |
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ヤビツ峠からは少しまじめな登りに。 蓑毛から山頂までの標高差は940mくらい。標高の割には、きつい山である。 |
山頂まで20分かな?という頃、富士が見えてくる。 |
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ヤビツ峠から1時間20分で山頂。広い山頂だが、人気の山らしく、大混雑、昼食の場所確保も容易でなかった。 |
どこからも見える山だけに、何処でも見える。眺めは最高、伊豆半島、江ノ島、三浦半島、その向こうに房総半島。他と違うのは、山でなく海と平野の眺めをを楽しめるところ。 |
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山頂に1時間半も居てしまった。下りは裏大山ともいうべき、不動尻に下りる。山頂から西に向かい、10分ほどで、分岐を左に入る。 突然、地面が柔らかくなる。賑やかな山道から、あまり踏まれてない山道に入った瞬間だった。 |
急坂を下ってゆくと、シロヤシオ、アセビが見られるようになる。シロヤシオには少し早いと思っていたが、ちょうど良いタイミングだったようだ。 |
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この下りは変化がある。広い尾根も、ヤセ尾根もあり、急坂があると思ったら、緩やかな坂になる。人気の山、大山らしく、ヤセ尾根にはベタベタに鎖がつけられており、危険は全くない。 |
山頂から2時間10分で不動尻手前、林道の終点に着く。1時間程歩いて広沢寺温泉。4月の鐘ヶ岳の時にも入った温泉だ。小さな露天風呂だが、客も少ないので、気持ちよく入れる。湯上りに、ここでN氏の歓迎の宴を開く。 |