今では許されない行為だが、昔はおおらかだった。小学校3年生の夏休み、昆虫採集の蝶の標本を採りに父親と高尾山に出かけた。夏休みの自由研究のネタだった。これが生まれて始めての山行きだった。うん十年前、最初に歩いたのが、高尾山口〜高尾山〜城山〜弁天島〜相模湖駅というルートだった。このルートは結構気に入っていて、子供の頃2-3回歩いたと思う。久方ぶりに同じ道を歩いてみた。 |
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城山頂の様子 |
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行程
高尾山口駅 |
8:40 |
びわ滝 |
9:05 |
高尾山頂着 |
10:05 |
高尾山頂発 |
10:35 |
一丁平 |
11:05 |
小仏城山着 |
11:40 |
小仏城山発 |
12:10 |
甲州街道横断 |
13:10 |
弁天橋 |
13:20 |
相模ダム |
13:45 |
相模湖駅着 |
14:20 |
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難易度 |
★★ |
行程時間(含む休憩) |
5時間40分 |
駐車スペース |
- |
トイレ |
要所に多数 |
登山口 |
わかりやすい |
帰りの温泉 |
弁天島温泉 |
お勧め度 |
★★★ |
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8:40に高尾山口を出発。ケーブルカー清滝駅の左、6号研究路に入る。高尾山には多々コースがあるが、このコースは小川沿いにゆっくり高度を稼ぐため、山頂に向かうのに最も負荷の少ないコースになる。はじめに見たのは左のような石仏群。七福神、お地蔵様、私には良くわからないが、いろんな仏様がここにいる。 |
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琵琶滝を過ぎるところから暗い小川沿いの道になる。子供の頃は広い道と思っていたが、人、一人がやっと通れる狭い道だった。ここはハイシーズンには上りの一方通行になりそれでも大渋滞になるという。 |
1時間弱、小川沿いの道が続き、川を離れると、ちょっぴり急登があって、山頂に着く。 |
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山頂はいつものように混みあっている。大室山までの丹沢山塊は綺麗に見えている。その右にあるはずの富士は見えていなかった。 |
山頂から階段を下って、ちょっと登ると、もみじ台に着く。山頂よりここの方が山らしい気分になる。 |
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小仏城山までは細かいアップダウンが続く。どのアップも巻き道がつけられており、楽に平らな道を歩くこともできる。ただし、最後の城山だけは登らないと山頂に辿りつけない。当たり前か。
高尾山から一時間弱で小仏城山。
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城山から弁天島方面に下りる。めっきり人が減る。小学校の頃は急坂と思った。今でも相応の急坂に見える。 |
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一時間弱で下山口。人里に入る。普通の山旅だとここで終わりだが、このコースはオプションがある。
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甲州街道を横切り、しばらく行くと再度山道に入る。ほどなく弁天橋がみえてくる。 |
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弁天橋では、何人かの釣り人が糸をたれていた。獲物はワカサギとの事。「まだ紅葉は早いよ。」と声を掛けられた。(ワカサギ釣りにも早そうだ) |
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最後は相模湖。湖畔には、学生のボートの練習場。そして、何十年も変わってない土産物屋とボート乗り場。
湖畔を離れて相模湖駅までは意外に遠かった。
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