599m 登山日:2007年3月4日
「日本で最も登られている山では?」
年間250万人が訪れると言う高尾山はもしかすると日本で一番登られている山かもしれない。 登山コースもたくさん付けられていて、山麓の高尾山口駅から高尾山頂までのコースを10通りくらい選択可能だ。 「なまけものハイカー」が初めて登ったのもこの山だった。小学校3年生の夏休みに親父と登ったのを今も忘れられない。それ以来、20回はこの山の頂に立っただろうか? 今回は昔を思い出すつもりでこの山に登った。「なまけものハイカー」としてはほぼ1年ぶりのくマイカーを使わない登山になった。 <リンク> 高尾山公式ホームページ http://www.takaotozan.co.jp/ |
高尾山山頂の様子 山頂は広く3軒の茶店、ビジターセンターがある。 |
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行程
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京王線高尾山口駅から5分でケーブルカー清滝駅前の広場に着く。ここが高尾山登山の起点になる。駅の右側にはメインコースの1号研究路、清滝駅の左側から6号研究路、その左のつづら登りを行くと稲荷山コースと分かれる。今日は1号研究路を登る。 |
1号研究路はメインストリート。一般車は通行できないが、山頂まで車も走れる道が続く。50分ほどで、ケーブルカー高尾山駅に着く。登りらしい登りはここまで。後は、山頂直下まで、あまり平地と変わらない。 |
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ケーブルカー高尾山駅から5分強でサル園/野草園。その先に蛸杉がある。樹齢約450年。高さ37m。昔、参道開削の際、根が邪魔になって伐採しようとしたところ、一晩で曲がって邪魔にならなくなってしまったと言う。真偽はともかく曲がった根は蛸の足のように見えないこともない。 |
蛸杉を過ぎて直ぐに鳥居がある。その左脇から3号研究路に入る。うっかりすると見過ごすので気をつけたほうがいい。ここはメインストリートとはうって変わった静かな山道。高尾山で静かな山歩きを楽しみたいなら1号研究路をはずすのがコツ。ほとんどアップダウンのない道が続く。 |
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よく見ると道の脇はアオキばかり。高尾山はアオキが多いと聞いてはいたが、これほどとは...。 3号研究路、最後は10分ほど続く急登。山頂の手前で黄色い花をつけたダンコウバイに出会った。今年はじめてみた山の花だった。 |
山頂は広く、多数の人がいる。彼氏に連れられてブーツで登ってくる女性もいる。高尾山でなくてはみられない絵かもしれない。ここには三軒の茶店がある。そのうち一軒。曙亭でそばを食べる。こんな山の上で手打ちの蕎麦を食べさせてもらえる。こんな所も観光地、高尾山らしい。 |
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一時間ほどで帰路に着く。帰りは薬王院経由で下ることにする。薬王院と言うと、写真の杉苗奉納板を思い出す。初めて見たとき、道の先どこまでも続く奉納板に圧倒されてしまった。 なお、ここに掲示されるのは1年と聞く。一枚の奉納板には壱千本奉納/弐千本奉納などと書いてある。この板に書いてある数を全部足したらいくつになるのだろうか?1千万本になるか、あるいはそれ以上か?奉納された膨大な量の杉苗は何処に誰が植えているのであろうか? こんな事に興味を抱く自分は天邪鬼なのだろうか? |
サル園の先、かすみ台から琵琶滝に下る。ここの下りは高尾山最大の急登である。と言っても、標高差200m強、30分ほどで琵琶滝に至る。 琵琶滝から、ゆっくり20分でケーブルカー清滝駅。 昼飯は蕎麦だけだったので小腹が空いている。饅頭を食べて帰路に着く。本日はいつもの帰りの温泉はなし。 |