747m 登山日:2007年2月12日
「山頂の高さ13mの展望台から見る眺めは最高」
仏果山は宮ヶ瀬湖の東に位置し、丹沢山塊の東端になる。ここから東には山らしい山はない。足元には、武田信玄が小田原城攻めから甲斐への帰り、それを追撃しようとした北条勢を返り討ちにした三増合戦の古戦場。ちょうど戦場を俯瞰できる位置になる。 仏果山は半原富士とも言われており、どんな形の富士であるか楽しみにして現地に向かった。 <リンク> 愛川ふれあいの村 http://www.hureai.or.jp/aikawa/ 七沢荘 http://www.tanzawa.or.jp/~nanasawa/ |
高取山から見た仏果山。 半原富士と言われているが富士に見えないこともないか。 |
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行程
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当初、仏果山から経ヶ岳まで縦走する予定だったが、いろいろトラブルがあり、遅れて家を出たために、宮ヶ瀬湖畔にある大棚沢駐車場から高取山/物果山に登る予定に変更した。ところが、この駐車場に着いてみると、既に満杯だった。周囲に多数の釣り客がいることから釣り人が車を停めているのだろう。朝寝坊の「なまけものハイカー」では早起きの釣り師には勝てない。周囲は駐車のしにくい道路なので、予定を変更して、仏果山東側の愛川ふれあいの村の駐車場に停めて、高取山/物果山に登ることにした。 |
おかげで駐車場に着いたのは10:00前、前回の石老山とあまり変わらない時間になってしまった。そそくさと仕度を整え、出発。 宮ヶ瀬ダムに向かう綺麗な道を潜る様にして渡ったところから山道に入る。 5分ほどで、金網と通行用のドアに出くわす。ここからいくつも、このドアをくぐらなくてはいけない。よほど獣害に苦しんでいるのだろう。 駐車場から1時間30分ほどで山頂に到着。 |
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山頂には高さ20mほどの展望台があった。当然のことながら展望台に登れば360度の眺望を楽しめる。西に丹沢の主脈。東は平らな関東平野。東京の高層ビル街はもちろん、天気がよければ筑波山まで見えそうだ。南はこれから登る仏果山が見える。富士山は見えない。丹沢の主脈の向こうになるのだろう。でもここはわざわざ展望台に登らなくても東側の斜面は開けており、これだけでも十分楽しめるかもしれない。 |
昼食を済ませ、仏果山に向かう。軽いアップダウンのある尾根道。途中でハンターの一行に出くわす。狩猟解禁は2/15の日没までとか。。そう言えば、今回の山行ではハンターに3組も出くわしてしまった。厳重な金網といい。よほど獲物が多い山なのだろう。ハンターから必死で逃げる鹿にも会った。40分ほどで仏果山山頂。 |
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仏果山山頂にも展望台がある。こちらは高取山と違い、地面からは展望が利かないので、展望台は有効だ。とは言っても、眺めは高取山展望台と同じ。これが展望台の限界かもしれない。 |
しばし、休憩の後、山を降りる。1時間強で駐車場に戻る。 お決まりの温泉は、前々日のアドマチック天国で紹介されていた七沢荘。10kmほど離れているが、車なら苦にならない。地下600mから汲み上げる無理やり温泉だが、泉質はなかなか良い。この辺りの温泉では結構良い方かも。 |