そろそろ、山の季節かなと思っていた時に友人のAM氏からmailが入った。今回のコースを歩こうという事。蓑毛越まで行くのなら当然、そのまま大山まで登るのが普通だが、そこから下ろうと言うのがちょっと不満。しかし、大山から南に続くながーい稜線は、仕事場の海老名からもよく見え、一度歩いてみたいと思っていたルートだった。ゴールを温泉にするのもAM氏らしい配慮。
迷った末、同行を約束した。メンバーはAM氏、EM氏、F氏と「なまけものハイカー」の4人。「なまけものハイカーかみさん」は別用があって参加できず。 |
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不動越近くから見た富士 |
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行程
蓑毛バス停 |
8:30 |
蓑毛越 |
9:20 |
不動越(浅間山林道交点) |
10:20 |
高取山 |
10:45 |
念仏山着 |
11:45 |
念仏山発 |
12:40 |
東海大学前駅方面分岐 |
13:40 |
丹沢湯彩「ほたる」 |
14:20 |
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難易度 |
★★ |
行程時間(含む休憩) |
5時間50分 |
駐車スペース |
- |
トイレ |
蓑毛バス停 |
登山口 |
わかりやすい |
帰りの温泉 |
丹沢湯彩「ほたる」 |
お勧め度 |
★★ |
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6:00に家を出て、秦野7:40に到着。約束の8:00まで少し時間があるので、駅ソバで朝食を済ませ、集合。バスに乗って蓑毛に着いたのは8:30だった。
綺麗なトイレがあり、看板に「蓑毛化粧処」とある。一生懸命おしゃれな名前を考えたのだろう。 |
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身支度を整え出発。
バス停から川沿いに北に向かう。500mほどで右に折れ登山道になる。林道を何度か横切りながら高度を稼ぐ。50分ほどで稜線に辿りつく。そこが蓑毛越。 |
蓑毛越からは軽いアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げる道になる。振り返ると、大山から三ノ塔くらいまで見える。頂は白い。先週降った雪が残っている。 |
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ここの稜線の道は長く、緩やかで、広い。いつもの山ならあまり見ない人たちが行き来している。トレイルランナー、自転車、バイク。彼らなら、この稜線の特徴を生かせる。 |
蓑毛越から50分ほどで高圧線の下をくぐる。富士山とその左に秦野市街が見える。電線がなければ、と思うが、電線を通すために木が伐られていて、見通しが良くなっているだけのこと。「電線がなければ」というのは無理な話。そして、ここが唯一の富士が見えるスポットだった。 |
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10分で、林道と交差。ここが不動越。さらに30分弱で高取山に着く。木の間から厚木方面が見える。
ベンチがいくつかあり、ここで昼飯とも思ったが、まだ10:40。次の拠点で大休止と考え先を急ぐ。 |
右側にゴルフ場を見ながら一時間ほどで念仏山に着く。この山は地図には載ってない。が、地元では重要な山だったようで、「念仏山由来」を書いた看板が立てられていた。 |
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いくつか地蔵様があり、ちゃんと赤い服を着せてもらっていた。今でも丁寧に扱われているのだろう。
ここで昼飯。 |
念仏山から10分で本日2回目の高圧線下通過。
善波峠は矢倉沢往還、古道らしく切り通しになっていた。その向こうにラブホテル、さらに先に現在の往還、246号線が走っている。
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道端に今年初めての花を見つける。何処ででも見られるタチツボスミレだが、やはり最初に見る花はちょっぴり嬉しい。
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東海大学駅前方面の道標で、尾根から離れて、山を降りる。道の脇に地蔵様が目立つ。ただ、どれも結構新しそうだ。
道は、畑の間を縫うようになり、最後は住宅地の一般道になった。東名高速をまたぎ、小田急線東海大学前駅を越えて、丹沢湯彩「ほたる」に着いたのは14:20だった。 |
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汗を流した後、銭湯のレストランで反省会。山に行って、風呂に入って、即ビール。至福の時。
<所感>
距離はあるが、歩き易い道。展望はイマイチだが、早春の足慣らしには良いかも。 |