前日、白馬岳から降りてきて、戸隠に泊まり、高妻山に登る予定だった。白馬で予想以上に気力体力を消耗してしまい、長距離日帰りコースになる高妻山に挑戦する気力は失せてしまった。幸い泊まった戸隠は周囲にトレッキングに最適な山が多数あり、よりどりみどり。比較的簡単に登れそうな二百名山、飯縄山に登ってみることにした。
偶然、山頂近くで東京の高尾山薬王院の修験者が飯縄神社に火を貰いに来るのを見た。
薬王院本社のご本尊様は飯縄権現。現在でこそ、大人気、大混雑の薬王院がこの静かな山の神社を起源とするのは、ちょっと不思議だった。
修験者は「懺悔 懺悔 六根清浄」と唱えながら登ってきた。修験者が登山する時の決まり文句のようだ。
☆☆感想☆☆
山は静かで、無理な場所もない。帰りのゲレンデを下る道が気持ちよい。
見晴らしは良さそうだが、なまけものハイカーの登った日は見通しが利かず、どんな眺めかは不明。
気をつけなくてはいけないのは、道標が少ないところだろう。瑪瑙山に向かう道は、飯縄山の山頂から100mくらい北に行ったところで分かれる。わかり難い道標があるので間違えないように。
瑪瑙山から下りる道は、山頂から少し戻ったところで右に行く。ここには道標はないので要注意。
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高尾山薬王院より火を貰いに来た修験者 |
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行程
駐車場 |
6:50 |
登山口 |
7:05 |
萱の宮 |
7:45 |
飯縄神社 |
9:40 |
飯縄山頂着 |
10:00 |
飯縄山頂発 |
10:30 |
瑪瑙山 |
11:35 |
ゲレンデからの分岐 |
12:15 |
駐車場 |
13:15 |
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難易度 |
★★★ |
行程時間(含む休憩) |
6時間25分 |
駐車スペース |
戸隠神告げ温泉手前に20台規模 |
トイレ |
なし
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登山口 |
道標が少なくわかり難い |
帰りの温泉 |
戸隠神告げ温泉 |
お勧め度 |
★★ |
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駐車場は神告げ温泉の手前、民宿りんどうの横に、登山者専用がある。 |
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しばらくは気持ちの良い森の中の緩やかな登り |
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南登山道方面から「鮭茶漬け、六根清浄」と聞こえてくる。後で調べたら「懺悔 懺悔 六根清浄」だった。 |
後から修験者とそれを支援していると思われるハイカーが登ってきた。 |
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山頂の様子。修験者はここまで来なかった。 |
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下りは瑪瑙山へ向かう。あまり踏まれてない道。 |
瑪瑙山からはヤナギラン、コバギボウシの咲くゲレンデを下る。 |
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ゲレンデの真ん中にある道標。スキーでは障害物にしかならない。冬の間はどうしているのだろう。 |
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山の斜面を走る山道と水路。ちょっと珍しいのでは? |
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