928m 登山日:2008年6月15日
「サンショウバラを求めて」
全く山行きを予定していなかった梅雨時の週末。望外の「梅雨の中休み」に重なり、前日に山行きをすることを決めた。と言っても、梅雨時の晴れ日に展望は期待できない。そこで、花を楽しむコースにした。 前から見たかった不老山のサンショウバラが今回のテーマ。手持ちの本には5月中旬が見頃と書いてあったが、HomePageの色々な人のレポートを見ると6月初旬が見頃のようだ。ちょっと遅いかもと心配したが...。 不老山を登るには北の浅瀬方面、東の棚沢キャンプ場と南の今回登りに使った金時神社方面、下りに使った山口橋方面と4つある。どうやら棚沢キャンプ場/浅瀬からの登りがメジャーで南からの2コースはマイナーなようだった。 |
サンショウバラのアップ |
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行程
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7:00に家を出て、川崎ICから東名を西に向かう。大井松田ICで下りて、246号線を西に進み、小山町に入って246号線を右に外れる。「金時公園」の看板があるので見落とさないように。 金時公園の駐車場は50台は停められる大きなものだが、9割は仕切られていて、ゲートボール場になっている。横にトイレがあり、結構綺麗だ。ふだんゲートボールをやるおじいさんたちが掃除しているのだろう。 |
金時公園駐車場の右脇の遊歩道入口から登り始める。20分ほどで分岐があり、左の方向に「金時神社徒歩20分」という道標がある。右の方向は何も書いていない。こいつが曲者。道標もないので素直に左に行くと上の絵の展望台があり、その先は駐車場に戻ってしまう。道標のない右に行くのが正しい。なまけものハイカー夫婦はここで戸惑い、40分もロスってしまった。 |
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分岐を右に行くと、2分で車止めがあり、金時公園を抜ける。ここに、不老山への道標がある。道標が見つからなければ道を間違えたと思ってよい。ここからは親切な道標があり、道を間違えることはないだろう。この山の道標は2種類ある。一つは上に金太郎の人形がついた公の物。 |
もう一つは、絵と細かい紹介のある道標。こちらは誰か個人がつけたものだろう。地名も一部勝手につけている。上は金時公園から1時間、林道から山道に入るところにあったもの。「ここを不老の千(仙)人の広場とします。」と書いてある。一枚一枚丁寧に読んでいくと結構楽しい。 |
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「不老の千(仙)人の広場」までは単調な林道だが、緩やかな一定勾配のだった。広場から山道に入ったが、ここも一定勾配。今回のコースは距離も長く、標高差も600m以上あるが、ずうっと一定勾配で、急登がない。家族向きのコースだ。でも、このコースを選ぶ人はほとんどいないようだ。山頂までに出会ったハイカーは一人。林道を歩く時間が長く、面白くないからか? |
山頂の手前数分から突然、ピンクの花をつけた木が目立ち始めた。サンショウバラだ。平地に咲く園芸のバラは綺麗で小さな木に多数の花をつける。「私はここで咲かされています。」というようなしらじらさがある。このバラは、花びらの端が縮れ、園芸バラほど綺麗ではない。花もまばらだ。でも、「私はこの山中で逞しく咲いてます。」と主張しているようだ。 |
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不老山頂は南峰、北峰の2つのピークがあり、その間は3分。登り下りがほとんどない緑の廊下で繋がっている。南峰は西側の木が切られ展望が効く。天気が良ければ、ここから富士が見えるのだろう。 |
北峰は南峰に比べて少し広いが展望は効かない。どちらのピークにも数組のハイカーがいる。北峰で周りのサンショウバラを楽しみながら昼食を摂る。 |
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予定では、行き来た道を戻るつもりだったが、時間もあるので世附峠経由で降りることにする。30分ほどで峠に着く。ここにもサンショウバラの木はあったが、ほぼ花は終わっていた。この花の期間は10日ほどで短いようだ。例年なら山頂の花も終わっているはずだが、今年はたまたま花期が遅かったようだ。運が良かったということ。 例の個人が立てた道標が多数ある。何でも、峠から先7分ほどで「樹下の二人」というこの看板を立てた人が名づけた展望地があるようだ。余力もあり、寄ってみる事にする。 |
峠から5分もかからないところが、木が伐られ南側180℃の展望を楽しめる地になっていた。ポツンと小さな木がある。ここが「樹下の二人」であった。左から今降りてきた不老山、箱根の山々、駿河湾、愛鷹の山々(ここは雲がかかって山頂が見えない)が見える。ここまで足を伸ばした甲斐は充分にある。 峠まで戻って、下りの途に着く。単調な林道の下り。林道の脇にはヒメウツギが咲いている。1時間で不老橋に着く。ここに5台ほど車を停められるスペースがある。その上は車通行止め。 金時公園まで戻って帰宅する。今回は帰りの温泉はなし。 |