大菩薩嶺タイトル  1504m

 登山日:2005年11月13日

愛鷹連峰は富士山の南に位置する。沼津から見るとちょうど富士山をさえぎるように連なっている山塊である。新田次郎の小説にもよく登場し、冬山で遭難が起こる話があったと記憶する。だから難しい山のイメージを抱いていた。もっとも、新田次郎の山岳小説は必ず最期は誰かが遭難するのだが...。
越前岳はこの愛鷹連峰の最高峰で最北端に位置する。富士観望には絶好のポジションである。そろそろ少し雪の被った綺麗な富士が見られるだろうと、天気図を睨んで絶好のタイミングと思ってこの山に向かったのだが...。
今回は、妻と友人のF氏の三人の山行きである。
越前岳山頂
越前岳山頂
駐車場
裾野のゴルフ場
頂上

行程
駐車場 9:40
十里木展望台 9:55
越前岳山頂着 11:30
越前岳山頂発 12:20
十里木展望台 14:10
駐車場着 14:25

難易度 ★★
行程時間(含む休憩) 4時間45分
駐車スペース 登山道入口に20-30台分
トイレ 登山道入口にあり
登山口 わかり易い
水場 なし
帰りの温泉 ヘルシーパーク裾野
お勧め度 ★★?

登山口にある駐車場
登山口にある駐車場。この時点では薄日も射していたのだが...。
自宅を7:20に出て、横浜市営地下鉄中川駅でF氏と合流。彼はR社のDSCの設計に携わっており、今日は新製品のCaplio R3を持ってきてくれた。このDSC、500万画素、7倍光学ズーム、大型液晶、シャッターのレリースタイムラグが世界一短く、手ブレ補正、1cmマクロまでついている。仕様だけ見れば間違いなくお勧めである。F氏も自信作と言っていた。おそらく店頭ではしばらく予約待ちになるだろう。
7倍光学ズームの威力は下のゴルフ場の画像を見て欲しい。
東名高速を西に向かう。正面に富士が見える。天気図では、高気圧が日本の真ん中に腰を下ろしている。今日は間違いなく良い景色が見られそう。と、心躍らせる。しかし、御殿場付近から愛鷹の山々が見えてきたが、頂上は雲がかかっている。ちょっぴり不安になる。
裾野ICを降り、十里木高原向かう。途中で国道469号線に合流。ゆるやかな登り道が尽きた所に駐車場があった。駐車場は30台ほどのスペースがあるが、既にほぼ満車状態であった。トイレもある。石焼いもの軽トラックも停まっている。愛鷹連峰は東京から離れ、山塊も小さく、それほど高い山もない。人気のある山と思っていなかったが、自分が考えていた以上にはメジャーな山のようである。
薄日は射しているが、真正面にあるはずの富士は裾野しか見えない。真ん前の越前岳も山頂には雲がかかっている。「山頂は雨かもしれない。」と思ったが、ここまで来て後には引けない。
十里木展望台までは、綺麗に整備された階段になっていた。山の階段は歩幅に合わず歩きにくいものであるが、ここも例外ではない。
展望台を過ぎると、山頂までただひたすら登り。ススキ野から、クマザサの林になり、落葉樹の林に変わっていく。枯葉が道を埋め、滑りやすい。道もわかりにくいが、迷うほどではない。
時折、背後が開け、雄大な景色が見える。富士の裾野の南端に子供のようにくっついているのが愛鷹山塊である。山塊の北端の越前岳からは裾野が綺麗に見える。一番手前がゴルフ場、そして森が広がり、さらに向こうに富士山が見える...はずであるが、今日は森のところまでしか見えない。
一瞬だけ富士が見えたが、数分で雲に隠れてしまった。
山頂は南東に駿河湾も見えるはずであるが、その方向から寒い霧が上がってくるだけであった。思わず、雨具を出して着込む。
昼食を摂り、そそくさと山頂を後にする。もちろん下りは登り以上に滑りやすい。ゆっくり降りてきたら、登りより時間がかかってしまった。
帰りに、ヘルシーパーク裾野に寄る。4年前にできた公共の立ち寄り温泉である。「なまけものハイカー」はこういう新しい温泉は好きではない。何処も綺麗ではあるが、皆同じにしか見えない。でも、F氏も妻も綺麗なところが気に入ったようだ。
温泉から出てくると、北に薄っすらと富士山が見えた。今ごろ見えても遅い。

富士の裾野のゴルフ場(35mm)
富士の裾野のゴルフ場を
R社の最新製品CaplioR3で撮影(35mm)
富士の裾野のゴルフ場(200mm)
左の画像と同じ場所から200mmズームで撮影
さすがに7倍ズームはすごい。