秋は北関東国境沿いの山を登るのに最適な季節と思っている。ここには、頂に湿原を抱いた山が多数あり、この時期燃えるような草紅葉を楽しめる。一昨年、会津駒ヶ岳、苗場山、去年は巻機山に登った。今年はもう少し北、越後駒ヶ岳に登ることにした。
☆☆感想☆☆
枝折峠からのピストンだった。地図上のコースタイムは往きが6時間20分、帰りが4時間50分で、ナマケモノハイカー夫婦の足ではリスクも大きいと考え、避難小屋泊まりとにした。実際には休憩を含めて、往きが6時間45分、帰りが4時間55分かかった。いつも1.2倍くらいかかるナマケモノハイカー夫婦にしては、かなり速い時間である。どうも地図上のコースタイムが少々長めに設定されているようである。
避難小屋の親父にこの事を聞いてみた。何でも、ここ10年でコースが大幅に整備されたようで、昔より歩き易くなった為、かかる時間が短くなったとか。そう言えば「平成二十何年施工」と書いた木道を多数見た。「ぬかりみあり」と地図に載っていた道に、それらしき所がなかった。
おかげで、この山は日帰りする人が圧倒的に多くなったようだ。ナマケモノハイカーと同じように避難小屋かテントに泊まった人は20人前後、同じ日に、その数倍の人が日帰りしていた。
一泊を前提にスケジュールを組んだので、出発が遅かった。そしてゆっくり歩く。おかげで、山頂に着いたのは一番最後。陽の傾いた山頂で、素晴らしい山景を独り占めできた。みんな競うように登り、慌てて下りてゆくが、ゆっくり歩く方が得になる事もあるのだ。早く歩けない人の独り言。 |
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山頂から見た、中岳、巻機山方面。 |
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行程
一日目 |
枝折峠駐車場 |
9:05 |
明神峠 |
9:50 |
小倉山着 |
12:00 |
小倉山発 |
12:30 |
百草の池 |
13:35 |
駒の小屋 |
15:30 |
越後駒ヶ岳山頂着 |
15:55 |
越後駒ヶ岳山頂発 |
16:25 |
駒の小屋 |
16:45 |
二日目 |
駒の小屋 |
6:20 |
百草の池 |
7:15 |
小倉山 |
8:05 |
六合目 |
9:40 |
明神峠 |
10:15 |
枝折峠駐車場 |
10:50 |
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難易度 |
★★★ |
行程時間(含む休憩) |
一日目:7時間40分
二日目:4時間30分 |
駐車スペース |
枝折峠駐車場に40台くらい |
トイレ |
枝折峠駐車場、避難小屋
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登山口 |
わかりやすい |
帰りの温泉 |
湯之谷温泉 |
お勧め度 |
★★★★ |
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20台ほどの駐車エリアと、道沿いの駐車スペースがあり、40台ほど駐車可能。9:00に峠に着いたが、停めるのに少々苦労する。 |
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荒沢岳。なかなか格好良い。 |
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快晴。これから登る越後駒ヶ岳、その先に中ノ岳が見える。 |
ピッタリ紅葉の季節 |
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ゆっくり昼食を摂ってたら、続々、日帰り組が下りてくる。
「これから登られるんですか?」「は、はい」 |
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百草の池 |
山頂に着いたのは、16:00少し前。最後のハイカーが下りるところだった。後は、絶景を独り占め。 |
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夕景の八海山 |
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避難小屋に下る道 |
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山頂からは関東県境の百名山が一望 |
駒の小屋。元は測候所とか。鉄塔と風力計はその名残とか。 |
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風力計はプロペラと尾翼に雷が落ちてなくなっていた。 |
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遠くに見える雲海 |
避難小屋からの下り |
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小倉山から |
イワカガミが生き残っていた |
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山頂と紅葉 |
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台風来襲近し! 車は我が愛車一台だった。 |
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