この山は菅平高原側から登るのが普通らしい。どの本にも菅平牧場管理事務所から根子岳、四阿山を周回するコースが紹介されている。当初、このコースを登るつもりでいたが、当日の朝、気が変わった。菅平高原から見ると丁度裏側になる嬬恋側からゴンドラリフトで標高を稼ぐコースを選ぶ。なまけものハイカーに相応しいコースと思った。 |
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見渡す限りのキャベツ畑と その向こうの四阿山 残念ながら山頂は雲に隠れている |
行程
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前日、鹿沢キャンプガーデンに泊まる。新鹿沢温泉から徒歩5分、森の中にある綺麗なオートキャンプ場である。翌朝、5時に起床したが、撤収に予想以上に時間がかかり7時30分にオートキャンプ場を後にした。 どこまでも続くキャベツ畑の間を一路マイカーでパルコール嬬恋スキーリゾートに向かう。 スキー場らしいお城のようなホテルの前にある何百台停められるかわからない大型の駐車場に車を置いた。ゴンドラリフトは休日8:00から運行開始、平日は8:30から。知らないで行ったのに、ちょうど運行開始時間時に着いたのはラッキーだった。ちなみに最終は16:00。往復1200円。ゴンドラリフトで一気に標高2050mまで登る。 リフト頂上からしばらくゲレンデを歩く。ヤマハハコとアキノキリンソウが我々を歓待してくれる。ゲレンデと別れを告げると、クマザサの生い茂る緩やかな登り道になった。道はぬかるみ歩きにくい。時折、道の左側が開けていて展望を楽しめるようになるが、今日はあまり天気が良くなく麓のバラキ湖くらいまでしか見えない。 茨木山への分岐を過ぎ、10分ほど歩くと、クサリ場の登りになる。登りきると三角点があり、横にお地蔵様が立っている。一度少し下って2度目のクサリ場を過ぎると頂上になる。 頂上は展望が良いが、今日は目の前にあるはずの浅間山も見えない。 帰りは往き来た道を戻る。 天気は下り坂と予想していたが、下るに従い天気がよくなり、ゴンドラリフトを降りると目の前に浅間山が見えた。 今回のコースは、標高差300m、急な登り降りも少なくお手軽登山が出来るが、非常に単調なコースであり、さすがの「なまけものハイカー」でもお勧めは出来ない。やはりこの山を目指すなら菅平側からの登るのが正しいのかもしれない。 |
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パルコール嬬恋スキーリゾートの スキー場らしいお城のようなホテルと 巨大な駐車場 |
もうすぐ山頂。手前のピークに 三角点があり向こうのピークが山頂になる。 |
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