9月15日
オランダに到着して早くも5日目。ヨーロッパ旅行も後半戦に入りました。仕事で海外に来ている家族をよそに、自分はここぞとばかりに旅行を楽しんで、羽根を思いっきり伸ばしています。
さて、オランダと言えばなんと言っても風車でしょう。オランダで世界遺産にも指定されている風車はキンデルダイクにある風車で19基もの風車が回っているとか、、、 しかし、そこまで、電車とバスで日帰りで移動するには、不慣れな土地ではチョッとキツイ。そこで、アパートから近いところで、少々観光地化してはいるが実際に動いている風車を見る事が出来る場所を探しました。アムステルダムからそんなに離れていない所で、ザーンセスカンスと言うところです。
<<9月15日>>
アムステルダム中央駅 ⇒(ローカル線)⇒ ホールン ⇒(ローカル線)⇒ ザーンセスカンス(風車・木靴工場・チーズ工場) ⇒(ローカル線)⇒ アムステルダム中央駅
(自動車)⇒ アルメラ郊外 ⇒(自動車)⇒ アパート
最寄り駅のコーフザーンデイク駅 |
悠然と立ち並ぶ風車 |
稼動していた風車 |
デモ用工場。実際に作っている。 |
チーズ・チーズ・チーズ。。。 |
チーズ工場と木靴工場 観光地だけあって、観光客用に木靴とチーズのデモ用の工場があった。木靴は実際に見る事が出来た。穴を開けるまでは機械であっという間。それよりも彫刻を施している職人さんが匠の世界を披露していた。 |
機械であと言う間に・・・ |
こんな感じで木靴が出来るそうな。 |
オランダの匠の世界 |
完成品の数々。 |
18世紀の伝統家屋が風情をかもし出している |
さて、余談をひとつ。
実はここのザーンセスカンスに着くにあたり、思いっきり遠回りをしてしまった。アパートのあるアルメラから電車に乗り、車掌に目的地を尋ね、乗換えが必要か、もしくは直接行くのか、を確認した。車掌いわくこの電車で直接着くという。アムステルダムから約20分とガイドブックに書いてある。しかし、40分たってもそれらしい駅に着かない。地図でよく見るとなんと、ホールンと言う思いっきり離れた所に行ってしまった。慌てて、駅に降りる。ちょうど反対側に逆方向の電車が来ている。慌てて乗ろうとしたが、また変な所に行っては大変。ホームにいる駅員に確認すると、この逆向きの電車に乗れと言う。とにかく言われるままに飛び乗り座席を確保する。しばらくすると車掌が検札にやってくる。見るとさっきの駅員が実は車掌だったようで、「あぁさっきの観光客か」と言う顔で自分達の切符を見た。もちろん区間を大幅にオーバーしている。事情を説明したところ、さっきの慌てぶりを見ていたのか、目的地のコーフデーンデイクまでのルートと乗り換え駅、その時間、乗り換えホームを丁寧に教えてくれた。 う〜ん感謝!感謝!この車掌さん親切!
最初のいい加減な車掌のお陰で2時間近く時間をロスしてしまったが、思わぬ思い出を作る事が出来てしまいました。
右がアイセル湖で左が街側。 中が堤防で道路になっている。 |
アイセル湖に船が出られる様に水門が出来ている。(水位差は5〜6m) | 堤防の道路から見た水門の様子。 |
オランダといえば、干拓して土地を広げ標高が水面下○○mと言う土地柄である。そこで、本来は北海(海)とアイセル湖(湖)の水面の違いを見たかったのであるが、日程の都合で、家族のアパートがあるアルメラ郊外の堤防に出かけた。ここの堤防はアイセル湖内にさらに設けられている堤防である。つまり、アムステルダムまでには何段階かの堤防で水位を下げているつくりになっている様だ。 写真では堤防を挟んで左右の水位は分かりづらいが、現地で見るとその差は明らか。写真では、水門を見るとその差がハッキリしている。まるで、スエズ運河の様である。 |