明日の科学者を夢見て。小さな実験室より。

EXPERIMENT

■実験結果■
◆sodium hydroxideを用いた無機化合物の生成並びにAluminium hydroxideの生成 NEW ■使用した薬品■ 
 sodium hydroxide aluminium、hydrochloric acid
■使用した器具■ 
 試験管、駒込ピペット
■概要■ 
 sodium hydroxide aq に aluminiumを加え、無機化合物テトラヒドロキソアルミン酸ナトリウムを生成した。


その後、テトラヒドロキソアルミン酸ナトリウムに、hydrochloric acid(4%)を加えると、白色沈殿が生じた。 よって、溶液中の水酸化物イオンの濃度が低下し、水酸化アルミニウムが生成されたと考察する。

◆タマネギ細胞の観察


■使用した薬品および材料■ 
 タマネギ、(酢酸オルセイン溶液があると尚よい) 
■使用した器具および装置■ 
 ビクセン顕微鏡<ミクロナビ>、メス、ピンセット、シャーレ、プレパラート、カバーガラス 
■結果■ 
 タマネギの細胞を観察した結果、細胞壁と細胞膜、核、ミトコンドリアが観察できた。 
■考察■ 
 これらの他にも様々な細胞小器官があるが、それらが観察できなかったのは、それぞれの大きさが異なる からであると考察できる。

◆蒸留実験 ■使用した薬品および材料■ 
 アルコール度数の高いワイン 
■使用した器具および装置■ 
 アルコールランプ、三脚、平底フラスコ、ビーカー、試験管、ゴム栓、ガラス管、シリコンチューブ 
■結果■ 
 10分間の加熱の結果、実験前のワイン50mlに対し、約5mlの溶液を取り出せた。この溶液を、 btb溶液で調べたところ、酸性を示した。また、綿花にしみこませ、点火したところ、青い火が 確認できた。さらに手に触れると、冷たさを感じた。 
■考察■ 
 これらの結果より、取り出せた溶液は、ワインに含まれるエタノールであると推察できる。また、 ワインのアルコール度数は15%で、取り出せたエタノールは全体の約10%だった為、加熱が 不十分だったもしくは、どこからか漏れてしまったと考えられる。
◆エタノールについて ■薬品名:エチルアルコール(エタノール)■ 
 酒類の主成分である。引火点と沸点がともに低い。(引火点 13°)特有の芳香と味 麻酔性  燃焼すると炎の色が淡く見えにくい。これらのことなどが、特徴としてあげられる。  
◆.銅の酸化実験 ■使用した薬品および材料■ 
 銅粉末 
■使用した器具および装置■ 
 ガスバーナー、三脚、加熱用の皿(理科学用)
■結果■ 
 黒い粉末が確認できた。
■考察■ 
 銅が、空気中の酸素と反応し、酸化をおこしたと推察できる。よって、できた物質は酸化銅で あると考えられる。 
◆銅の還元実験 ■使用した薬品および材料■ 
 酸化銅粉末 炭素粉末 
■使用した器具および装置■ 
 試験管ばさみ、試験管、ガスバーナー 
■結果■ 
 赤みをおびた個体が確認できた。 
■考察■ 
 酸化銅と炭素が還元反応をおこし、銅と二酸化炭素に変化したと推察できる。よって、できた 物質は銅であると考えられる。 
◆粉じん爆発 ■使用した薬品および材料■ 
 小麦粉 
■使用した器具および装置■ 
 (点火装置)       
〜粉じん爆発の原理〜 
 粉じん爆発には、粉塵雲、着火元、酸素が必要である。粉塵爆発は空中に浮遊している粉塵が 燃焼し、燃焼が継続して伝播していくことで起きる。また、可燃物・危険物に指定されていな いものも爆発をおこすため、注意が必要である。
◆DNA抽出 ■使用した薬品及び材料■
ブロッコリー、エタノール、塩化ナトリウム、中性洗剤 
■使用した器具及び機器■
ビーカー、ガラス棒、乳鉢、乳棒、ろ過用の網
■結果■
数十分待つと白い紐状のものが確認できた。
■考察■
確認された白い紐状のものがDNAだと思われる。 尚、DNAについては、左上のコラムに詳しく研究したことが載せてあります。
◆指紋の検出 ■使用した薬品及び材料■
ニンヒドリン、エタノール、指紋のついた白木、紙 使用した器具及び機器 薬包紙、試験管、霧状に噴射できる容器
■結果■
数時間から数日かけて、紫色に反応したことが確認できた。
■考察■
これは、手の汗に含まれるアミノ酸が薬品と反応したと考えられる。そのため、この薬品はアミノ酸反応液ともよばれ、使用した下着などからも 汗を検出することが可能である。