総 評 

  今回の旅行は何処へ行っても自分にとって目新しい物ばかりで、初めての海外旅行の時のようにどきどきワクワクしてとても充実した内容でした。ツアーに頼らす、往復の航空機チケットから現地の宿泊(ベルギーの時)から全て自分で手配した事も旅を面白出来た要因と思っています。もちろんツアーに乗ればもう少し効率よく回れたし、日本語のガイドなども付いて別の楽しさが合ったかも知れませんが、今回の旅行にはとても満足しております。総評としてこの旅行で感じた事を何点か上げてみます。

  まず、物価について、べらぼうに高いとは思いませんでしたが、決して安くはありませんでした。アジア旅行に慣れていると、とんでもない事になってしまいます。地元のスーパーで買い物もしましたが、日本と同じ感じでした。もちろん観光地や空港ではご多分にもれず、値段は割高でした。

  次に交通手段ですが、今回は主に鉄道を利用しました。これも決して安い乗り物ではなく、他に手段が無い事から使っていました。ヨーロッパはアジアと異なり、ある程度、交通ルールが確立しておりレンタカー等を借りられると機動力が増し、鉄道以上に効率よく好きな所に行かれるでしょう。ただし、当然標識が読めて地図が読めなくては意味がありません。運転免許証は日本の物があれば、警察で国際免許証を発行してくれて、事務的には問題ありません。が、現地での事故には十分に注意が必要です。
ちなみに高速道路がタダってのはやっぱり嬉しいですね。

  食事面では、水は一応ミネラルウォーターがお勧めです。コレは高いものではないので、特に気にしませんでした。しかし、スーパーで感じた事は野菜の種類が思いっきり少ない事でした。日本では考えられません。充実しているのはハムのチーズです。チーズはこんなに種類いらないのではと思うほど種類がありました。恐るべしオランダ!まぁ、肉とパンは充実していましたから、オランダ人も太るわけです。食物繊維を一体何から摂取するのでしょうか。
  ちなみに、日本食店があり、日本のお米も売られており、試しに炊いてみましたがどうもパサパサして日本のご飯の様には行きませんでした。水か米か炊飯器が悪いのか?

  お国柄なのか国全体がのんびりしている様です。エレベータに閉まるのボタンが無い。つまり、「直ぐに閉まるんだから慌てなさんな」って事でしょう。高速鉄道のタリスも定刻を25分もオーバーして到着しても、誰も怒っている人は見かけない。その一方で、交差点の信号制御はよく出来ていて、進行方向が赤でも、横切る車が無ければ青にして通してしまう。実に無駄が無い。そしてなんと言っても商店街が夜の6時には店をドンドン閉めてしまうのである。それも繁華街がである。レストランが数点申し訳程度に空いているくらいである。労働意欲って物が本当にあるのか、またそんな商売で成り立っていくのか。それとも日本がせわし過ぎるのか。そんな国民性を垣間見ました。


 お ま け 

  旅の途中で見つけたチョッと気になるものを集めてみました。

 オランダの街角で見つけた自転車専用信号機。さすがは自転車の国だけの事はありますね。
 三角の自転車の標識。自転車の専用道路が歩道車道とは別にあるので、そこを走れとでも言うのでしょうか。道路にもしっかりと自転車マークが。。。 
 一般のスーパーのチーズコーナー。とにかく種類が多い。こんなに食べ別けているのでしょうか。店のお兄さんが、丸いでかいチーズをスライサーで1mmの厚さにスライスしていました。
 どうもコレをパンにハムと挟んで食するらしい。
 一般の電車に犬が平然と乗っている。この写真はベルギーで撮った物だが、オランダでも大型犬を平気で乗せている。糞の始末なんかキチンとするのだろうか。
 ベルギーといえばワッフル。本場ベルギーワッフルを食してきました。やっぱり本場のワッフルは美味しい。ブリュッセルではこんなワッフルが売られていました。女性にはたまらないでしょう。ちなみにチョコレートも充実していました。
 ムール貝のワイン蒸し ムール貝を香辛料とワインで蒸した物。コレが実に旨い。癖が無く、日本人の口によく合う。出来れば白いご飯がほしい所。お酒の相手には絶妙でしょう。日本酒にも合いそうです。
 最初はこんなに食べられるか不安でしたが、アッという間に平らげてしまいました。(笑)
 ちなみに、一緒に頼んだカルボナーラは、ヨーロッパらしくチーズとオリーブオイルがよく効いていて、こってりしていました。
 オランダが、生まれの地だと言うミッフィー。写真はブルージュでのライセンスショップであるが、アムステルダムにもミッフィーのライセンスショップがある。発祥の地のわりに店構えは小さい。しかし、その見せに入って日本人が多い事。(笑)参りました。
ちなみに、絵本は色々な国の言葉で訳されており、中国語ハングルアラビア語日本語英語オランダ語etc 世界各国で愛されているようです。
 タンタンのライセンスショップ。ブリュッセルのグランプラスの近くにある。さすがにライセンスショップだけの事はあり、品数は豊富で物がしっかりしているが、値段もしっかりしている。記念に何かと思ったが断念しました。
 なんと、オランダの土産物屋に「宅急便」のノボリが、、、
 なんてこった。みやげ物をたくさん買っても宅急便で送れますって事ですが、、、こんな所でクロネコにお目にかかるとは思いませんでした。
チョッと恥ずかしい。
 左がオランダの携帯電話。右が日本の携帯電話。実に小型軽量である。日本の様に携帯でメールを送る機能は付いていない様で、純粋に通話をつるだけのよう
 鉄道の信号機。ブリュッセルの駅の構内の一コマ。お国柄で出ています。