1.キットの購入

  ホームページを見ると、郵便や銀行の振込みや現金書留など、何でもOKの様だ。早速郵便局で普通為替を購入。金額は本体42,000円郵送料950円と言う事で、42,950円分の為替を購入。購入したい商品名と郵送先等もろもろ必要事項の紙を添えてポストへ投函。
  1週間程で発売元から電話があった。自分は仕事でいなかったが、電話を受けた家族の話では、商品を送ったので明日には着くと思う旨と、ラジオが完成するまで手伝う旨の内容だった。なんと、親切な発売元ではないか。早く実物を拝みたくなってきた。
  電話のとおり翌日に小包が到着。う〜ん早く作りたい。でも、明日は仕事で、早く寝なければ、、、そこで、休日に直ぐに組み立てに入れるように、この日は部品のチェックにとどめました。

箱の中を取り出すと、、、部品の梱包と説明書がまず出てきた。 部品チェックのため並べてみたところ。
  ※見ているだけでもワクワクしてくる。

 部品は全て部品リストのとおり部品名数量とも正しく入っていた。今回のメインである真空管が一際光って見えたが、今回の作業はコレで終わり。続きは次の休日までお預け。
 部品をしまいつつ「6BD6」の箱がかなりネンキが入っていて真空管の古さをかもしだしていた。早く組立ててみたい、、、


 今回の主役である真空管

左から
  *5750
     (局発との混合用)
  *6BD6
     (中間周波増幅用)
  *6AV6
     (検波・電圧増幅用)
  *6AQ5
     (電力増幅用)
  *6X4
     (整流用)

 今回の真空管は全て標準的なMT管で大きさは親指ほどの物。混合用の5750は回路図では6BE6と言う物になっていた。説明書には部品の調達具合によって、同等品に変わるとの事なので大勢に影響はない。その他の部品も工作読本とは微妙に違っていたが、問題はなかった。

 ついつい真空管に目が行ってしまうが、下の写真にある2バンドのコイルパックは意外とありがたい部品である。ラジオの同調回路で重要なパーツはコイルとコンデンサであるが、2バンド切替をロータリー切替スイッチで行え、しかも小型で配線も出来ている。自作ではもう少し大き目のコイルをコンデンサと組み合わせるため、2バンドともなれば必然的にシャーシ本体も大きくなってしまうが、このパーツを使う事によりだいぶ楽をさせてもらえそうだ。自作ラジオという割りにはちょっと楽をしてしまったが、まぁ細かい事は無視しましょう(笑)   


コイルパック

  アンテナ用と局発用のコイルと
 トリマーで、中波用と短波用とそ
 れぞれある。しかもロータリース
 イッチでの切替(配線済)