Rogers drum レインフォースメントの修復 その2

それではいよいよ作戦決行です!

バターサイドのはがれた様子を良く観察して見ますと…

木口が邪魔をしてすんなりと元のさやには納まりません

(昨日今日はがれたものではないことが推察できますね)

このまま無理に圧着しますと余計なストレスがかかります

そこで、厚さ0.5mmの(多い日も安心)超うす〜〜い金属ヤスリの登場です

このような感じで、邪魔な木口を必要な分量だけ削り込んでいきます

が!

ロジャースのメイプル+ポプラの合板はとても硬い事に気がつきます

なかなか削れませんが、ここはじっくりと慎重に作業を進めましょう

次は、いよいよ接着の工程です!

写真は接着剤を充填した後、定規をかませてクランプで圧着した所です

しっかり圧着させるために、極力短い間隔でクランプをかませましょう

(接着剤の選択は悩み所ですが、今回は木工系を中心に使用しました)

一方、こちらはスネアサイドの状態です

バターサイドより範囲は狭いですが、木材の一部が抜け落ちています

そのため、ただ圧接しただけでは元の状態に接着・復元はできません

さぁ、どうする?!

そこで、抜け落ちた部分と同じ形に木材を整形します

できればシェルと同じ素材を使いたい所ですが・・・

(今回は身近にあった極力硬い端材で代用しました)

バターサイドの時と同様にクランプをかけていきます

アップです

わざと大きめに作った木材の一部が飛び出しています

(後から整形するために、あえて大きくしてあります)

この状態でしっかり乾燥させましょう(数週間位かな)

はたしてその出来映えは如何に?!
(う〜〜ん、ひっぱるひっぱる ^^;;;)

レインフォースメントの修復 その3 へつづく

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