旧第三小学校仮設住宅訪問
集会所での交わりのひととき
東北・北関東大震災から3年7か月がたちました。私は今から19年前、神戸市垂水区に
ある垂水神の教会の牧師として、阪神淡路大震災を経験しました。
震災の後、人々が一番して欲しいことは、復興の支援はもとより、被災者の事に関心
を持ち、忘れないで欲しいことでした。
東北・北関東大震災の後、私たちの教会、玉川神の教会ではキリスト兄弟団仙台教会
(現岡山教会)の牧師で、被災地を定期的に訪れていた伊藤諭師ご夫妻の協力を
いただき、教会として宮城県女川町の桐が崎地区、桐が崎地区学校地区の仮設住宅を
7回訪問させていただきました。
支援物資をお渡しすると同時に、仮設住宅にお住まいになっている方々とお交わりを
させていただきました。
2014年11月10日、玉川神の教会は第8回目の訪問をすることができました。
桐が崎地区では、復興住宅の計画が進み、2016年3月には仮設住宅から復興住宅
へと移ることができるとのことでした。
旧第三小学校地区では、被災地が複数の浜だったので、まだ時間がかかるとの
ことです。
私たちの教会の講壇には、女川町桐が崎浜にあったきれいな石を飾ってあります。
これはこの石を見るたびに女川町の方々のことを思い、祈るための記念の石です。
このページをご覧になった方にお願いです。どうか被災地の事に常に関心を持ち、
被災者のために祈ってください。そこからきっと被災者の方に何が出来るかが見えて
くるでしょう。 被災者のために祈る事を忘れないでください。
玉川神の教会 元主任牧師 バーナード・バートン