スイヴォマチックストレイナーの清掃
お使いのストレイナースイッチ、引っ掛かりはありませんか?
スイッチは使っているうちに、グリス切れなどが起こり得ます
そこで、分解清掃にチャレンジしてみましょう!
(ご注意:自己責任でお願い致します)
まずは分解します(括弧内は品番です)
テンションツマミを緩めきると、フェイスプレート (写真左:60-5210) が外れます
次にスイッチ中央下部のマイナスネジ (61-0163) を緩めると、ここまで分解出来ます
写真中央はハンドルですが、回転部にはベアリングが付いています
(60-7556, short for 5X14 Snare)
(60-7559, long for 61/2X14 Snare)
写真右の部品は、カムとテンションネジのサブ・アセンブリです
写真はパワートーン用(60-6540)で、特にマークはありません
これはダイナソニック用の同パーツです(60-6542)
中央部にはダイナソニックの証、Dマークが見えます
内部にたまっている古いグリスや鉄粉は、これらを使って清掃すると便利です
こびりついた古いグリスなどは、CRC556を使うと溶かす事ができるようです
金属面を傷つけないためにも、歯ブラシや楊子はとても有効な武器になります
清掃が終わったら、グリスアップをしながら組み立てます
(Strainer Housing, 60-5209)
この時、薄〜くグリスアップするために綿棒が役立ちます
(グリスをご提供頂いたM・S様、ありがとうございます!)
可動部それぞれのグリスアップも終わり、元の状態に組み立て直します
後は固定用のネジを締め、フェイスプレートをねじ込めば作業完了です
テンションコントロール用のつまみ下部にはスプリングが入っています
この機構が無闇な回転運動を防止し、チューニングを正確に保持します
シンプルな構造でありながら、そのスムーズなスイッチングと操作性…
このような細かな気配りがロジャースファンの心を増々引き付けます!
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