Rogers 70's COS SUPERTEN
ROGERS スーパーテン 5"x14" スネアドラムです
スチールシェルにクロームメッキが施されています
(クロームオーバースチール=COSとも呼ばれます )
Big Rバッジの中央には空気抜き用の穴が見えます
Rogers スクリプトロゴ
Big Rバッジとスクリプトロゴを同時に持つ当個体は1976年頃の製造です
(Big Rバッジの付いたモデルが誕生したのは1976年と言われています)
シェル空気抜き穴の両側には小さい穴が空いています
ちょうどBig Rバッジの真裏なので外からは見えません
Big Rバッジが取付けられているシェルの内面には小さな穴が2ケ所空いています
これはBig R以前に使われていたオーバル・バッジをネジ止めするための小穴です
通常Big Rがこの穴を隠すように付いているため、内面を見ないと気が付きません
当個体のBig R取り付け位置はオーバルの時と同様ストレイナーの右側になります
スクリプトロゴがなくなった時、Big Rはトーンコントロールの左側になりました
ストレイナーとBig Rバッジの位置関係にご注目下さいませ(左はDyna-sonic)
写真左はBig Rが誕生した1976年頃のモデル、写真右は1976年以降のモデルです
このようにバッジの位置からもある程度年代の推定ができるのです 面白いでしょ!
上記2枚の写真は1977年度国内版ロジャースカタログからの抜粋です
Big Rの位置からスクリプトロゴの付いたモデルである事が分かります
(写真にスクリプトロゴは写っていませんが、1976年頃のモデルです)
次に、スネアベッドをご覧下さいませ
まずはストレイナーサイドの様子です
こちらはバックプレートサイドのスネアベッドの様子です
両サイドともに微妙な彎曲がご覧いただけるかと存じます
これでもダイナソニックのそれより強く形成されています
スネアサイドからスーパーテンを眺めます
最後に…
イェー!! 文字通りスーパートリオだ、ボヨヨンのヨン b^^(意味不明?!)
上から深さ5"、6.5"、5"のスーパーテンスネア すべて1976年頃のモデル
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