レントゲン写真もデジカメなみに!?
先日、背中に痛みを感じ、医者に見てもらいに行ってきました。診断の結果、大事にはいたらなくてよかったのですが、そこでレントゲン写真の進化を目のあたりにしてきました。
担当医から、念のためレントゲン写真で確認しますか?と、患者(私)への診療行為に関する確認がありました。(最近はこうゆう点で、親切と言うか、後でトラブル防止と言うか、昔と変わった気がします)。とにかくレントゲンでの確認は自分も望んでいた事なので、直ぐにOK!直ちに撮影室へ。正面と側面と2枚撮りました。この間数分の出来事。
診察室に戻って、先生から色々症状の話を聞いてものの数分後、先生が「そろそろ写真を診てみましょう」と言って看護婦さんから写真を受け取るのかと思いきや、、、 おもむろに卓上にあったマウスを動かし、17インチほどの液晶モニターに患者さんの名前の一覧が表示され、そこから私の名前をクリック!
すると、レントゲン写真がその液晶モニターに表示されているではありませんか。次に、患部を拡大してするために、倍率をアップ。骨と骨が重なり合っているいる所は診易くする為に、濃淡調節で輝度を落とし患部をクッキリ表示。まるでレントゲン写真がデジカメの画像処理の様にマウス一つで処理出来てしまうのです。いや〜これには驚きました。特別に難しい事ではなく、世の中の技術の進歩でこの位はできても不思議ではありませんが、レントゲンと言えばヤッパリB4縦型の大きさの黒っぽい下敷きのような物を蛍光灯で光らせた板に挟み込んで、「ここの所がですね〜」とか説明をうける物と思っていましたから。
自分も仕事から少しは先端技術を垣間見ていますが、爺さん婆さんも、町の診療所で医療技術の最先端を目のあたりにしてるんじゃないですか、、、 ダブルクリックが出来なくてもしっかりと技術の進歩の恩恵は受けているようです。
しかし、これからこの様なシステムが一般化すると、テレビドラマでも医師団がレントゲンを見詰め合うシーンなんて、きっとモニターを覗き込むシーンに変わるかも知れません。映画「マルサの女」では肩掛け式の携帯電話で、強制捜査の連絡を取り合うシーンなんて、凄いな〜と見ていましたが、今は逆の意味ですごいなぁ〜と見入ってしまいます。
最後に、診察していただいた先生から「骨や関節部分には問題ないですね。」の言葉をもらったので、その後の説明はうわの空で、ちょっと操作させてもらえないか考えてしまいました。結局、言えませんでした。(笑)
※ちなみに、診断の結果は「疲労による全治2週間程度の肉離れ」でした。適度な運動とストレッチを指導されました。皆さんも、運動不足には気をつけましょう!