少年サッカーでデジカメの限界を痛感


 先日、親戚の子供(小学校3年生)のサッカーの練習試合があると言うので、デジタルカメラを持って、スナップを取りに行って来ました。そこで感じた事をツラツラと・・・・・・

@シャッターのタイムラグ
  なんと言っても、デジタルカメラのシャッターのタイムラグをこれほど痛感した事はありませんでした。サッカーの試合なので、被写体の動きは子供とは言えそれなりに激しいものでした。いつシャッターチャンスが来るか分からず、デジカメで常に追って、ボールを蹴る瞬間をパチリ。しかし、モニターには既にボールを蹴り終わった姿しか映っていませんでした。
  デジカメのタイムラグは以前より改善はされてきておりますが、それでも高級機種で無い限りそれなりの差は出ることは承知しておりました。今度はここぞと思うもう少しでシャッターをパチリ。「ウ〜ンもう少し。まだ遅いかぁ」 いい感じになりそうと思った前にシャッターを切る。その感覚を身に着けないと、いい瞬間を撮影する事は困難だと思いました。

  さらに、写真を撮ってから次の撮影に入るまでの立ち上がり時間もスポーツ写真ではかなり気になりました。デジカメのスペックではそんなに時間がかかるとは思いませんでしたが、やはりスポーツとなるとそこは厳しいものがありました。これは連写機能でクリアできると思いますが、連写は自動で4コマ行うので、やはり気に入ったタイミングと言うわけにはいかないと思います。

A光学3倍ズームの限界
  子供のサッカー。グランドの大きさかんか
たかがしれている。そう思った自分が甘かった。
なかなか良い写真が撮れず、今度こそ、と思いつつ狙いを定める。しかし、そこはグラウンド中。そうは都合の良いところでプレーはしてくれません。まして、ボールを蹴る瞬間とカメラの絶好の撮影位置などなかなか回ってきませんでした。自慢?の光学3倍ズームを駆使しましたが、グランドの広さが「
たかが」から「されど」に変わり、ズームの限界を感じました。
  以前に会社の同僚が子供の試合用に光学10倍ズームを買った事を思い出しました。なるほど、10倍を欲しがる理由が身をもって理解しました。
  まぁ、基本的に仕事用で購入したものですから10倍など買う気は有りませんが、、、

B練習なら撮影しやすい
  試合の前にシュート練習をしていました。これならパスを受けてシュートする動きが一定となります。当然目的の被写体の順番も分かりますから、安心して待っていられます。しかし、これでもなかなかボールを蹴るいい瞬間と言うものは抑える事は出来ませんでした。

C最後に
  デジカメですから何枚撮ってもフィルムが無駄になる事は無いので、安心してバシャバシャ撮る事が出来ます。そしてその中で1枚でも良い写真があればそれでOKなのかもしれません。プロでさえ、試合の写真を新聞に載せるのでさえ何百枚の中の1枚なのですから、素人はもっとシャッターを切らないとお気に入りの写真はダメでしょうね。
  また、今回の撮影ほどバッテリーを気にした事はありませんでした。通常は仕事で使う程度なので、バッテリーなんて心配はありません。が、試合中ずっとTFTモニターを追いかける事を考えると、予備のバッテリーは必需品と感じました。まして単3型でない場合は、コンビニで買ってくる訳にはいきませんからなおの事、予備が必要になるかと思います。

 まぁ、今回の撮影でまた一つデジカメを楽しむ事が出来ました。今のデジカメは昨年買った物ですが、まだまだ使いこなそうと思いました。

<おまけ>
  今回、初めて少年サッカーって物を初めて見ました。小学生がやっているサッカーですからそこはプロの迫力はありませんが、プロに負けないゴールを狙う気迫を感じる事が出来、子供といえども結構やるもんだとほほえましく思いました。
  しかし、それよりもそれをサポートする親の方がもっと大変な仕事であると感じました。子供の弁当から送り迎えに審判のお茶出しまで、当番性とはいえ一仕事です。サッカーは雨でも行いますからユニフォームの洗濯も容易な事では無いでしょう。会社の同僚は少年サッカーの審判の資格まで取ってしまいました。
  愛する子供の為とは言え、いや〜これには恐れ入りました。 さすが親の力は偉大です。 
 


キックの瞬間